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「家電リサイクル法」って何??

こんにちは!GMTradings人事部です。
今回は当社で行っている家電配送設置について、配送時に回収させて頂いたリサイクル品についてどのような法律で定められているのか簡単に解説したいと思います!

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)って何?

皆さんは、家電リサイクル法ってご存じですか?
古い家電をただ廃棄するのではなく、リサイクル(循環)し、環境にやさしい社会を目指すために作られた法律です。
今回は、そんな家電リサイクル法について簡単に解説します。

当社の業務の中には、大型家電の設置配送があります。
冷凍冷蔵庫・洗濯機・TV・エアコンなどの新品を各個人のお客様宅に設置をするお仕事です。
またその際に、今までご家庭で永くご使用になられていた各大型家電品を引き上げてくる事も重要なお仕事です。
“家電リサイクル法という法律に沿って処分をする中間処理施設まで届ける”ことが当社の業務範囲ですが、ただ単に運べばいいという単純な事ではなく、家電リサイクル品を運ぶにも許可が必要になります。
家電リサイクル品を回収する地域の各都道府県知事の産業廃棄物収集運搬許可が必要です。
新品の製品を運ぶにも一般貨物自動車運送事業(俗にいう緑ナンバー)という国土交通省の許可が必要になりますし、家電リサイクル品を回収するにも各許可が必要になります。
それぞれ法律でルールが決まっており、当社もそのルールの中で業務を行っております。
新たな転職先を選定するうえで、その業務に必要な許可を取得している企業なのかも、大変重要だと思います。

脱線してしまいましたが、話を本題に戻します。
家電リサイクル品の料金って誰がどの程度負担するものなのか、ご存じでしょうか?
答えは、「消費者」「販売者」「製造者」で負担します。
簡単に説明すると法律が制定する以前は、廃家電は埋め立て処理されておりました。
しかし、国土の狭い日本では、その場所も不足してきますし、何よりも環境に対して非常に負荷が大きく、社会問題化してきてました。
そこで国が、有用な資源の再利用を促進し、廃棄物を減らすために、家電リサイクル法が誕生しました。


出典:経済産業省ウェブサイト

例えば、都内在住のAさんが、最近自宅の冷蔵庫の調子が悪く、ビールがあまり冷えなくなったため、休日に家族で近所の家電量販店へ出向きました。
自宅にある冷蔵庫は、15年以上前に購入した国産メーカーの製品でした。
久しぶりに家電量販店へ足を運んだAさん一家は、最新家電の性能に驚愕してしまいます。
家電量販店の担当者の説明を聞いているうちに、買い替えを決めてしまいました。
購入する冷蔵庫も決まり、配送設置の日程を決めるときに、家電リサイクル品の有無を尋ねられ、古い冷蔵庫を回収してもらうには、料金がかかることを知り、驚いてしまいます。
その場は、釈然としないまま、料金を支払い手続きが完了し、帰宅しました。
Aさんは、自宅に戻り、「家電リサイクル」って何?と疑問に思い、自宅のPCで検索しました。
経産省のホームページに案内され、家電リサイクル法なるものがあることを理解しました。
それによると、家電リサイクル法では、【 家電製品の家電小売店に収集・運搬の義務を、家電メーカー等にリサイクルの義務を課し、家電製品を使った消費者(排出者)がそのための費用を負担するという役割分担により、循環型社会を形成していくこと 】となっています。
たまに自宅の近所に軽トラで回ってくる廃品回収業者に安易に渡しては、いけないのも知ることができました。
最近はやりの“SDGs”よりも先に日本でこんな環境に関する法律ができていたことに驚きました。

Aさんのように家電リサイクルに関しては、まだまだ理解が進んでいないのが現状です。
家電リサイクル法ってとてもエコで先進的な法律なんですね。
私たちもそんな先進的な取り組みに参加できることを誇りに思います。
皆さんも、家電を購入する際は、リサイクルにも関心を持っていただけると、うれしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=yL_Yz41q3n0
出典:経済産業省ウェブサイト

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